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今年は4月1日が解禁日だった。
やれやれ・・・・とため息をつきながら、我が家から信号を13機と踏み切りを二つ越えて、かめや釣具総本店にたどり着きました(海沿いの道や山道なら、燃料が切れるまでどこまででも走ると豪語している私ですが、渋滞が大きらいなのは以前も書きましたが、信号や踏み切りもきらいなので・・・・)。

 ここ20年以上、旧芸北町の里川でのんびりと解禁の竿出しをしているので、今年もその【八幡川水系】の入漁券を買うために街中を走ったのです。

 ところがどっこい!!



 なんとなんと、八幡川水系は今年から4月1日の解禁になっているではありませんか!

 なんとも無駄足をふんだものと・・・・とは思いましたが、希望どおり雪が融けてからの4月1日解禁だったので、帰り道少しはハンドルを切る手も軽やかでした・・・・。

 となると、タイヤを付け替えて、戻りガレイにでも出掛けることに・・・・・と渓流仕掛け作りから、カレイ仕掛け作りにスイッチを切り替えることにしました。

 そう言えば、2月13日に大畠付近で、マコガレイの40㌢と34㌢を釣った広島県西部の知人が、今日も【定点観測】というタイトルで、同じ場所で37㌢と34㌢を釣ったと写真付きのメールが届きました。
 西も東も、戻りガレイが本格化したようですね。

 昨日今日と、来る渓流解禁に備えて山歩きを・・・・と、愛犬ぷりんと一緒に【みくまり峡森林公園】を歩いてきました。






(管理棟前の駐車場から右に山道を登り、キャンプ場から石ころび池まで行き、水分神社脇から管理棟までのコース)



(なだらかですが、かなり長い【草摺りの滝】)



(大きな鯉が泳いでいる【石ころび池】)



(管理棟の側に咲いていた菜の花)



(帰り道、家から5分くらいの所にある新幹線の基地)

 約6000~7000歩ですが、ぷりんには堪えるのか?昨日も今日もよく寝ます。

 さてさて、最後に釣り好きなみなさん!(そうか・・・・これは釣りのブログだった)
投げ釣り倶楽部】が発売されました!



(私も花見ガレイについて書いています。有名釣具店・書店でお求めください!)


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2013/02/26 15:11 | 渓流釣り
渓流解禁 尺に少し足りないアマゴ。
穴ぼこだらけの十方山林道。
雨が降れば、無数の水溜りができる。

 その水溜りが濁っていれば、先行者の車が通ってまもないことを示している。
また、その水溜りから伸びる轍(わだち)の跡が、まだ濡れたまま自分たちの進行方向に向かっていると「あぁ~あ、先行者ありか・・・・・・」とがっかりしたものです。
 渓流釣りでは、先行者が釣っていれば、その人を追い抜くことは、マナー上タブーとされているので、一本道でしか行けない、狙った場所に先行者があれば、その日の釣りはほぼNGなのです・・・・・・・・。

 キノコ採りもそうです。
ススキなど背丈の高い草が、山の下側に揃ってむいているときは、下山する人がかき分けた証拠なので、当日の山へは一番乗りというわけで、逆に草が山側に倒れていたら自分より先に誰かが山に入っていると判るのです。
 また、蜘蛛の巣が顔より下に張っていれば、当日は自分より先に山に登った人はいないと判断できます。
このように一番乗りを目指すには、勘をめぐらせていろんな情報をキャッチするのです。

 渓流釣りにお話を戻すと、広島県の渓流解禁日は、めったに雪が残っていない4月1日の解禁でした。
そのころは、乾いた河原の石の上に、渓流タビの濡れた跡が付いていない限り、先行者が釣った後とは判らず、プラス思考で丁寧に仕掛けを流して、それなりの釣果を得ていました。

 しかし10数年前から、3月1日の解禁となり、川沿いにはほとんど毎年のように雪が降り積もっています。



(先行者の足跡)

 人間とは妙なもので、このように先行者の足跡があると、すっかりテンションが下がってしまいます。
雪が無かった4月のように、人の後でも丹念に探ればいいのですが・・・・・。

 去年も今年も、他人の足跡の無い場所ばかり探して走り回ったので、釣るより走っている時間が長く、まったく思うような釣果は得られませんでした。

 直前放流魚も見境無く釣っていたころは、かなりの数を釣っていましたが、鴨谷師がお元気な頃釣ったアマゴをお届けしたら、放流魚を見てお気に召さないご様子だったので、それからはできるだけ放流魚のいそうな【たるみ】では竿を出さないようにしています。(もう一つの理由は、放流魚がいる場所ばかり釣っていると、天然や前年居残り釣りが下手になってしまいます)



(放流魚も釣っていたころ)

 今日も、先行者のいない場所を探しては歩きました。
幸い、【カンジキ】を持参していたので、あまり他人の入れない雪深い場所を釣り歩きました。


 しかし、【大場所】を釣るのが下手になったのか、これはと思う場所を流しますが魚信がきません・・・・・。
18~20㌢もつれを4匹と14~15㌢のリリースサイズが2匹で、「今日は諦めよう・・・・・」と思ったころにこれが来ました



(尺には足りませんが、面構えがすばらしい29・5㌢のアマゴ)

 何年か前に釣った尺近いサイズのアマゴは、引っ張られるままあちこち走り回りながらも玉網で掬いましたが、今回の場所は1・5mくらいの高さがあり、とにかく抜き上げるしか手段がありません・・・・・。
 両手で拝むようなしぐさで竿を握り、「切れるなよ!」と、祈るような気持ちで何度も抜き上げを試みるが水面を切るのがやっと・・・・・・・。
 5~6回目でなんとか抜き上げに成功しました。



(4~5年前に釣った28㌢のアマゴ)

 ハリスは、DAIWAの【スペクトロンパワー渓流】の0・2号ですが、強いものですねぇ・・・・・・・。
ロッドは、かなり昔から使っている【VS  琥珀 本流 】ですが、おそらく硬いロッドだったら0・2号のハリスが切れていたのではないか・・・・・と思います。

 それまでは、あまりの不調に気も滅入っていましたが、この一匹で気分がよくなり「もうこれでいいや」となりました。
 
 時計は10時を回り、おなかがすいたのでカミさんのお姉さんの家に行き、早目の昼食をいただく。
そのあしで、島根県浜田市金城町波佐にある【明治屋】に、予約をしていた名物の【サバ寿司】を引き取りに行きました。



(島根県金城町波佐にある明治屋。鴨谷師も毎日新聞の記者時代に、ここのサバ寿司を紹介している)

 実は今回、田舎まで一緒に来るはずだったカミさんが、28日からインフルエンザに罹り、高熱に吐き気などで病院通い。
 送り迎えに気をとられ、車のスモールライトをつけっぱなしで一晩ガレージの中に。
翌29日の朝、予約時間の30分前に車を出そうとしたらバッテリー上がりで大慌て

 踏んだり蹴ったりで、今年の解禁日は【験(げん)が悪いからやめよう】と思っていましたが、去年の秋以来ご無沙汰の【明治屋サバ寿司】がどうしても食べたくなったので、カミさんの容態が少しはよくなったのを確認して、朝の6時前から出かけたわけです。



(おいしい明治屋のサバ寿司、画像だけですみません)

 わずか3時間あまりの釣りでしたが、もう少し大場所狙いの練習をしないといけない・・・・・・と感じました。




2012/03/01 20:16 | 渓流釣り
暦のうえでは春。
暦のうえでは、いつもはコタツに潜り込んで、愛犬ぷりんと過ごしていますが、今日は久々の好天に加え気温もまずまず。

 少々気が早いのですが、3月1日の渓流解禁に備えて、【カンジキ】の手入れをしました。
昨年は、ものすごい雪で、川べりにたどり着くにも一苦労、途中からカミのお姉さんの家に行き、カンジキを借りて釣り続けました。



 そのカンジキも、作られて20年は経っているので、ひとつ補修をしてみよう・・・・・と思い立ちました。


 まず、古いロープやビニール帯を取り払い、折れた部分を継ぎ足して・・・・・・・。
しっかりと曲げるには、お湯を沸かしてそれに浸けて曲がりやすいように煮沸する。

 ロープも買ってきて、新しく巻きかえる。
巻き方はネットで見たが判りにくいので、途中からは我流で、自分の歩きやすいように考えて巻きつけた。





(なんとか見た目だけでもよくなったカンジキ

 今年は雪が少ないことを祈るばかりですが、「転ばぬ先の杖」で、用意はしておくにこしたことはない・・・。

 さてさて、初釣りと言えば、誰しもが【好釣果】を・・・・と思うのが人情、しかし明日は同行者がミカン狩りに行きたい、とのことで、あまり釣果に自信のない方面・・・・・。
 せめて釣りだけは安浦でやって、その後に蒲刈でミカン狩りを、と考えている。



2012/01/08 19:27 | 渓流釣り
渓(たに)開く!!
昨日、3月1日は広島県の渓流解禁日。

 今年の積雪は半端じゃない量と聞く。

 昨シーズン、今シーズンと「雪が降れば、家から出なければいいや・・・・」と、面倒なのでスタットレスタイヤに替えていないので、小さなわき道には入れないのは覚悟で出かけた。

 若いころは友人と共に、島根県の匹見町の高津川支流や、広島県の吉和にある細見谷や中津谷にも入渓していたが、最近では芸北町(現北広島町)の里川をのんびりと一人で釣り歩いている。

 大佐川のとある場所に6時前に到着するが、まだ薄暗いので車の中で明るくなるのを待つ。
この場所は、何年か前の解禁日に対岸で釣っていた地元の中学生が、尺を超えるアマゴを釣り上げた場所。
 2年前には、私も尺には届かないものの28㌢の野性味たっぷりのアマゴを釣り上げたことがある。
このアマゴは、釣り上げた瞬間は赤みを帯びたすばらしい色をしていて、今でもその時のそのアマゴの姿が目に浮かぶ。

 さて、7時前になると明るくなってきたので、釣り場に向かうがいつもにはない積雪量で、下手をするとヒザ上まで雪に埋まってしまう。
 こんな場合、大股で歩いているとズボッとはまってしまい、股裂き状態で力が入らないので脱出するのに一苦労。
慎重にゆっくりゆっくりと小幅に歩を進めて行くに限る。

 川は先日からの雨と、その雨によって解け出した雪解け水でものすごい水量・・・。
どこから仕掛けを入れようかと悩むことしばし・・・・・。
半端なところに入れると、すぐさま仕掛けは流されてしまうので、仕方なく反流点から仕掛けを流し込むことに・・・。

 いつもと勝手が違う中、それでもなんとか4匹のアマゴを釣り上げたところで、もう少し小さなポイントに移動することにした。



(ほぼ一年ぶりに対面した、きれいな天然アマゴ)

 次は、小場所を狙ってみようと思ったが、こちらも積雪量が多く歩くのに難渋。
川沿いを数百m歩くようなので、これでは歩けない・・・・・と、20mくらい歩いたところで引き返し、カミさんの姉の家に行き、雪の上を歩く【カンジキ】を貸してもらうことに・・・・。


  
 カンジキを借りたので、雪の上は結構楽に歩ける・・・。
この小場所も、いつもは幾段もの小さな落ち込みがあるのだが、あまりの水量にその小さな段落ちはあってないようなもの・・・・・。
 
 ここでびっくり今までに釣ったことのないような、10㌢にも足りないくらいのちびアマゴが3匹食ってきた
今までは、いくら小さいと言っても13~14㌢はあったが、こんなサイズを釣り上げたのは生まれて初めて・・。
キレイなちびアマゴだったので、その川では自然繁殖をしているのだな・・・・・・と、少しうれしくなった
 
 10時半過ぎ、いったん釣りを中断し、せっかく芸北まで来たのだから、所要時間15分くらいで行ける、島根県浜田市金城町波佐にある【明治屋の鯖鮨】を買いに・・・・・。
 
 ふたたび大佐川に帰って釣り始め、何匹目かにこれが釣れた。 
 
 
(イワナの変種、ゴギ)
 
 途中で降ったりやんだりの冷たい小雨で冷え切った身体を温めるため、12時前に切り上げて島根県の旭温泉に浸かって帰った。
 
 以前、鴨谷師に解禁日のおみやげに、アマゴをお届けしていたころは、11時前には30匹をかるく越えていたのだが(鴨谷師の教えは、むやみな殺生をしても仕方が無い、そこそこ釣って楽しめればそれでいい・・・・を守り、30匹を越えたら10時でも竿を納めて、あちこちの温泉に浸かって帰っていた)、今年はリリースサイズ3匹を含め、アマゴが14匹とゴギが1匹だった・・・・。
 どうも最近は、根が続かないのか、他人の足跡があったらイヤになってそこは釣らない・・・・からなのか?数が釣れていない・・・・。
 
 ここで、ご存知の方も多いが、ご存知でない方のために・・・・・
 
アマゴとは、天然では神奈川県の酒匂川以西の太平洋と瀬戸内海に流れる河川に棲む、サツキマスの陸封型。


近縁種のヤマメとは、体側に散らばる朱点があることで区別される


 


ゴギとは、中国地方の水系に棲むイワナの変種で、白斑が頭の上まで散らばる

2011/03/02 16:07 | 渓流釣り
連休初日と二日目・・・・。
よくよく考えてみたら、私はあえて3連休に動かなくてもいいのだが、カミさんと娘に都合を合わせるとそうなってしまう・・・・。

 20日の朝、愛犬ぷりん体調がわるいのかごはんを食べない・・・・・・、したがって8時30分に家を出る予定を大幅にずらせて様子をみることに・・・・。

 なんとか少し食べたので、10時前にスタートしカミさんの田舎に向かう。
桜(染井吉野)を2本買って、田舎に持って行って植えつけたりお墓参りを済ませ、義姉の家には13時過ぎに到着。
 しかし、強風でとても家から出る気にはならない・・・・。

 一向に風は収まる気配は無いが、せっかく来たのだから・・・・・・と15時過ぎから近くの渓流に向かう。
 強風の中、小さなガン玉だけの仕掛けをあやつるのは大変な苦労をするような・・・・。

 海の釣りでも潮目は大事だが、渓流釣りは特に流れを読む必要がある。
ここに入れたら、浮き上がって即座に下流に流れて仕掛けは浮いてしまう・・・とか、この反流に入れて本流の際に流し込む・・・・とかいろいろな流れを読みながら釣る。

 そう言えば今から40年近く前、初めて一人で渓流釣りに行くとき、会社の先輩の言葉「白い泡の中に入れて流せばいいよ」と言われ、そのとおりにして13匹釣ったことがある。
 その時は、こんなものか・・・・・と簡単に考えたが、それからと言うもの何回も苦労をしたものです・・・。

 相変わらず風は強いし、17時前には雨が降り出し雷が鳴りそうなので16~26㌢を6匹釣ったところで納竿とした。




(きれいな天然・居残りアマゴ)

 仁丹シズくらいの軽めのオモリに、0・2号ハリスで自然に流すと、あまり警戒心を抱かないのか水中でギラッと身をひるがえして、食ってくる。

 20日の夜は、大雨に雷まで鳴り響き、ほんの数分だが停電になってしまった。


 翌21日、10時ころに釣り場に向かって出発する・・・・。
浜田から益田まで約一時間、そこからさらに一時間と少々走る。

 お目当ての場所に着いてみると、ものすごい西風が吹き付けて、竿を出すどころか立っているのもむつかしいくらい・・・・。(隠岐島では風速27mを記録したらしいが、萩あたりもすごい風)



(海鵜もあまりの風波には勝てないのか、所在無げに岩の上にたたずんでいた)

 仕方なく風裏となりそうな嫁泣き漁港の大波止まで歩いて出る・・・・。
『歩くのきらい、風きらい』なのに、この風の中、大波止まで歩く私を褒めてやりたい・・・・。

 一時間くらい粘った(普通一時間では粘ったとは言わないのかも・・・・・)が、まったく気配がなく、カレイバリの13号にキスがくらい付いていただけ・・・・。
 青白い弱弱しいキスではなく、赤みがかったきれいなピンクのキスだった。
キス仕掛けを持って来て、キス狙いもおもしろそうだとついつい思ってしまう『キス大好き人間』でした・・・。

 こうなれば笠山の椿祭りにでも・・・・と行ってみたが、車車車人人人・・・・・。
道の駅も同じく、車車車人人人。



 それも当たり前、世間では3連休ですよね・・・・・。

 早々と予約していたホテルに入ることに・・・・・。



(ホテルの窓から見る、萩城址のある指月山と浜崎の町並み。目の前の松本川、この時期は白魚漁の四つ手網が見られる)

2010/03/22 20:39 | 渓流釣り

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