もう30年ちかく、8月末か9月頭の日曜日に、島根県大田市の琴ヶ浜でクラブのキス釣りの集い(大会と言うにはおこがましいので・・・・・・)をやっている。
(ある年の琴ヶ浜キス釣りの集い風景、この年はかなりの参加者がありました)
ルールは、6時開始で50匹釣った時点での早上がり&2時間での競技。
多い年には、2時間も釣ると三桁もいくこともあり、みんなでたくさん釣ってもかわいそうなので、匹数制限を設けた次第です。
当初は30匹でしたが、早い年には20~30分で達成してしまい、せっかく山陰のきれいな海までやってきて20~30分では不完全燃焼・・・・・・・。
(このように8連だと4投で終了・・・・・・となります)
ある年など、早く上がってみんなを待つあいだ、横浜からのご夫婦を琴ヶ浜の西端にある、銀の積み出し港だった《鞆が浦》にご案内したあと、サンドミュージアムまでお送りしたことも。
そこで50匹に変更したわけ。
また和気あいあいとは言え、一応大会ともなるとピンギスも掛かってきます。
そこで一匹でも命を無駄にしないため、終了後にみんなで捌いて刺身や湯引き、ソテーなどでいただくようになったのです。
これをご覧のみなさま、今年は無理でも来年はぜひ遊びに来て、一緒に楽しみましょう!
(詳しくはこれにリンクしている、全日本サーフ島根協会HPをご覧ください)
あいにく明日は雨予報・・・・・・・、雨嫌いな私にはきつい一日に。
なんとか小雨くらいで収まってほしいもの。
(これまでには、こんなに波の高い日もありました。)
大波で150m位から白波が立った日が2回くらいありましたが、これまで雨は一度も降ってはいません。
そう言えば、2007年だったか萩に帰省した名古屋の友人大田さんを、達人さんと迎えに行き、琴ヶ浜すぐ近くの温泉宿《湯迫温泉》に泊まったときのこと、夜半過ぎからパラパラと雨の音が・・・・・・。
それでもひどい雨ではないので眠りにつきました。
翌朝携帯を見てびっくり!午前3時ころ、広島から参加の人たちからたくさんの着信が!
掛けなおしてみると、広島は大雨で広島北インター辺りから、一般道も高速道路も通行止めにて、そちらには行かれない・・・・・・とのこと。
結局その年は、こちらに泊まった3人と、少し早目に広島を出て道路を流れる水にハンドルを取られながら到着した2人の5人だけ・・・・・・。
いつもは釣ったあと料理をするのですが、それどころではない・・・・・と早めに切り上げ帰途につきました。
しかし北広島町千代田の大型スーパーのところで、「一般道通行止め」仕方なく高速を帰ったことがあります。
(この時のお話はブログの検索画面で《豪雨被害》で検索してみてください)
この大会はいつまでも続けていきたいと思っています。
そんな私の気持ちが、《人生に五計あり》で検索したら、琴ヶ浜のお話が出てきます。
愛知県の友人の話では、今年は酷暑のせいか(落ちが)早いように感じます。近場で20㌢クラスが入れ食いに・・・・・・とのことでした。
さてさて山陰、カミさんの田舎に帰省したついでに14日の早朝から浜田へ出かけました。
最初の場所はここ、乗っ込みと落ちの時期には外せない日脚海岸。
ただ、先客が5人いたので期待をして投げましたが、一投目にタバコサイズが5連。
次は同じサイズが4連、次もやはりタバコサイズが4連。
ちびっこいじめをしても仕方ないので三投で移動をすることに・・・・・・。
次はここ。
折居、一投目に20㌢近い良型と18㌢くらいのダブル!
これはオチに入ったか!!!!と期待しましたが、だんだん型が落ちてくる・・・・・・。
しまいにはフグやチャリコのお出ましで10数投で移動を決める。
ただ、今回はあまり遅くまで釣る気持ちはないし、おまけにはキャップを忘れてきたので、顔中に日焼け止めを塗っての釣りだが、それでも暑いのには変わりはない・・・・・。
次はお気に入りの吉浦海岸。
ここには、先客が一人と海水浴客が二組。
アオスジアゲハは、塩分を求めてか?砂浜に降りては飛び立っている。
ここもまだ落ちに入っていないのか、数も来ないし型もタバコサイズ。
もうこれ以上西に下る気はないので、8時過ぎに納竿として涼しいカミさんの田舎まで帰ることに。
結局、20㌢から15㌢が21匹のど貧果で、タバコサイズのリリースは30~40匹。
山陰の落ちは来週くらいかも・・・・・・・・。
(マツムシソウ)
(愛犬ぷりんと田舎のなすびやトマト)
(どれがぷりんでしょう?)
例年この大会では萩方面に行っていました。
奈古や江崎、そして須佐辺りが好調な時はまずまず楽しめていましたが、どうも最近思わしくないので、今年は大田方面に行くことにしました。
そもそもこの大会、※初代広島協会長の故鴨谷計幸氏が、「全日本キスなど広範囲にわたって、どこでどんなキスが釣れるか?などの大会はあるが、落ちギスシーズンに組織だってのそのような大会がない」ということで、まず中四国で始められ、その後好釣り場を多く抱える九州も加わって、現在のように中四九となったのです。
※広島協会の初代協会長は、小西和人氏だと思われている方も多いと思いますが、小西氏は初代広島サーフの会長ですが、その当時は協会は無く、後に二代目広島サーフ会長の鴨谷氏の時代に協会ができたので、広島協会は初代会長は鴨谷氏となるわけです。このお話は生前鴨谷氏から直接お聞きしたので間違いはありません。
さてさて前置きが長くなりましたが、夏によかった大田市辺り、秋はどうだろう?と考えたのが、今回の大田行きを決めた理由です。
土曜日の昼前に家を出て、広島北インターから瑞穂インターへ。
瑞穂インターから県道を走り、邑南町矢上経由で国道261号線、川本町から大邑農道を抜けて県道31号線、そのまま石見銀山そばを抜けて大田市仁万へ。
仁万港で釣っている、出雲おろちサーフのトシくんとDaisukeくんと挨拶をしたのち、海を見ながら久手の国道9号線沿いにある山野草センターへ行き、オーナーとひとしきり山野草談義。
(火野正平の日本縦断こころ旅にも登場した、久手にある海に突き当たる県道286号線)
そこから久手海水浴場そばを通り、県道287号線を走って和江港へ到着。
投げてすぐにチャリコの餌食、「こりゃぁなんぼエサがあっても足りなくなるわい」と独り言。
右の魚市場への船道に投げると、キスがぽつりぽつりと来るものの、ロープや漁網が捨てられているのか?根掛かり率は5割と多い。
根掛かりを巻き取ってみると、ナイロンロープの切れ端が掛かってくる。
(和江港の夕景)
一旦仁万港に帰り、17時に到着したしまねえのみやサーフ女子部のお二人を釣り座へと案内し、私は波止の曲り角付近から釣るが、おいしそうなアナゴのみ。
アナゴはトシくんに差し上げて、寒いので早々と車中泊を決め込む。
翌朝、6時前から五十猛大浦港で一時間、しかしカワハギやフエフキなど磯系の赤ちゃんばかり。
再度和江に行く途中、逢浜海岸には7~8人のキャスターが・・・・・・・。
落ちギスが釣れているのかな?と気になりながらも、ひとまず和江港へと走る。
やはり前日と同じような釣況に嫌気がさし、ここも一時間でやめて仁万に戻ることに・・・。
帰り道の逢浜海岸、あれほどいたキャスターが一人もいなくなっている・・・・・・、ということは釣れなかったんだろうなと。
仁万港に帰ってみると、男性陣を尻目に女子部の二人はキスの24㌢(審査では1㌢くらい縮んでいたそうな)と、もう一人が石ガレイの42㌢を釣ったそうです。
(家事も何もすべてを忘れ、青空のなか目いっぱい楽しんでいた、しまねえのみやサーフ女子部の二人)
結局、お目当ての落ちギスは22㌢をかしらに10匹と、冴えない結果となりました・・・・・。
追伸 11月2日の似島での《初心者ファミリーフィッシング》、天気予報はあまり良くありません。
お手伝いの方、おととしから来てくださっているN原さん、去年からのしげぽんさんが確約となりました。
毎年この時期になると【落ちギス】もさることながら、【コウタケ】が気になり始めます。
「半農半漁」の私、(最近は、社会科の時間に習わないのか、若い子には半農半漁って何?といった顔をされます)海では落ちギス釣りに、山ではコウタケ採りにと季節を満喫しています。
9月21日、コウタケの生えるカミさんの里の義姉も、カミさんもしきりに「まだ、コウタケには早いよ」と口を揃えて言いますが、魚釣りで修練した【旧暦】から判断すると、盛りとは言えないまでも絶対に生えているはず・・・・と、渋るカミさんと義姉、そして甥と4人で山に向かいます。
ブルドーザーで削っただけの林道は、先月の豪雨でにわか仕立ての川になったのか?深くえぐれて走行もままならない。
それでも、悪路走行で鍛えたウデで右に左にハンドルを切り、路肩の草むら部分と道路中央の若干高くなった部分を選びながらの走行。
しかし、あと50mという場所で、いかに「行け!行け!どんどん」の私でも、、5月のJAFによる救出劇を思い出し、同乗していた3人に車から降りるように告げる。
一人なら、少々溝にはまってもいいや!!と義姉や甥が「あと5cmくらいしかない!」顔色を変えているのを尻目に、ハンドルを切ってその難所を脱出成功
(さすがの無鉄砲な私も、帰り道は別の道を帰りました)
さて肝心のコウタケは、旧暦から割り出した私の勘がズバリ!で、あまり大きくはないけどそこそこ生えていました。
(私のカメラを忘れたので、慣れないカミさんのカメラで撮ったので手ぶれを起こしています)
コウタケは大きくなればカレー皿くらいのものはザラですが、大きくなるまで待っているといつの間にかよその人に採られてしまいます。
翌22日の午前6時、今度はこれも大好きな【落ちギス】釣りに・・・・・と浜田へ向かいました。
今回は、出雲おろちサーフのトシくんが「朝のうちキス釣りをして、実家の稲刈りに帰るのでどこかでご一緒しませんか?」とのこと。
かめや釣具浜田店でエサを買い、まずは土田北浜を目指しました。
ところがトシくんからの連絡では、「4投して素バリ・・・・・5投目に波口でピンが1匹」とのこと、急きょ三隅川河口で落ち合うことに。
三隅川河口には私の方が先に着いたので、河口の波止から延長線上に・・・・・・しかし「今は~もう秋~♪ だれもいない海ぃ~♪」状態・・・・・・。
しからば波口か?と右に広がる砂浜に平行気味に投げる。
ずっとずっと引いてきて、波止際の消波ブロック辺りでピンの3連。
そこにトシ君がやって来て、思いっきり川の中へ・・・・・・・!?
私は、「先日来の雨で水潮になっているので、川の中はなかろう」と独りごとを・・・・・。
それが、なんとなんと16~18㌢のキープサイズを5連で!
ほんとうにキスは判らない?
真夏に雨が降らないで、塩分濃度が高まっての苦潮や、海水温が高くなりすぎるとキスは藻際や磯際、そして河口などに入ってくる習性があるものの、ここ最近の雨や強風で混ぜっ返され、かなり水温は下がっているはずなのに、まだ冷たい川水を求めて河口に入っているのだろうか・・・・・・。
意地を張るのはやめて、トシくんと交互に川向きに投げて、そこそこ数を上げキープサイズは6割くらい。
ただ、近くばかりで食ってくるので、「食べるだけ釣ったらどこかに移動をしようや」と35匹くらい釣ったところで移動を決める。
次は折居に行ってみるが、大好きな夏井の浜は、フグがハリスを「カチン!」と切っていく。
(かわいいスナガニが、巣穴から顔を出し「おっちゃん、よお釣らんのか!」って言っているような)
折居の波止はノーヒット・・・・・・・。
実家の稲刈りに帰る・・・・というトシくんとはここで別れ、もう西に下るのもムダなようだし、浜田以東に行く気にもならないので、最後の釣り場のつもりで日脚海岸へ。
浜の中央辺りで投げるがノーヒット・・・・・・。
やはりここも波口か?と斜めに投げて引いてくると、きました!きました!プルンプルンと、それもそこそこの引きが。
上げてみると17~18㌢の3連!
次はややサイズが落ちての2連。
5~6投したころ、「ククー!」と引いて喰ってきた魚が!波打ち際でエラ洗いを・・・・・・。
「ん!キスがエラ洗いをするって?」と巻き上げてみると、20cm弱のセイゴが・・・・・。
次は同じようなサイズのセイゴが3連・・・・・。
(セイゴが4ついたのですが、途中で一匹外れました)
いくらちびっこセイゴとは言え、一応はフィッシュイーターのセイゴが暴れだしてはキスが散るはず、それからは3~4投目に1匹とさえない釣果なので、早々と切り上げることに・・・・・・。
結局今日もカウンターは48で、50匹を越えることはできませんでした・・・・。
帰り道、金城町にある【湯屋温泉】に浸かって疲れをとり、愛犬ぷりんの待つ県北の義姉の家へと帰りました。
落ちギスが変です?
このまま落ちギスシーズン終了となって欲しくないものです。
また来週、山陰の海に行ってみることにします。