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一期一会
 一期一会・・・・・.
茶道の心得として、出会っている相手との時間は、二度と巡って来ないたった一度きりのつもりです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう。
 または、一生に一度しか会えない、今がその時。そう思って出会いを大切に。
 などと解釈されています。

 おさかなさんとの出会いも、ほとんどの場合『釣り上げるか、逃げられるか』の一回だけの出会いで、二度とその相手と相まみえることはまずありません。
 だから私はその一瞬を大事にして、敬意を表して力いっぱいおさかなさんと相まみえることを心掛けています。

 【まずありません】・・・としたにはわけがあります。
私の40年余の釣り人生の中で、確実にさっきと同じと、確定出来るおさかなさんと2回出会いました。(2回の出会いが他にもあったかも知れませんが)
 一度は、渓流釣りである川岸のえぐれを流していた時、目印にアタリを見て合わせましたが逃げられました。
 竿を上げ仕掛けを見てみると、1m以上あるハリスごと切れていました。
 まず一度釣り落としたアマゴは、最低でもその日一日は喰ってこないだろうな・・・・と思いながらも、仕掛けを作り直してもう一流し・・。
 またもや目印に明確なアタリがあり、手首を返して抜き上げてみると、さっき切れた1mもある仕掛けを咥えたまま釣れて来た。つまり、さっき釣り落としたアマゴがまた喰って来たわけ、こんなこともあるのだな・・・と思った。

 もう一回は、釣りを始めたころのマハゼ釣り。
友人が釣り上げたマハゼが、切れたハリスを口に掛けたまま上がってきた。よく見ると、そのハリスは私の切れたハリス・・・よっぽど喰いがたっていたのだろう。

 というように、狭いエリアの渓流や浅い場所のハゼ釣りなどには、こういう現象もあるにはあるが、これとてさっきの状況と、二度目に釣れた時の状況はまったく同じということは無い。

 一期一会を心得、おさかなさんに敬意をはらいながら、相対峙したいものといつも考えています。
 がしかし、今年も何度か大ギスのアタリを取り損ねています・・・、まだまだ未熟です。


 今日は、朝から出かけてカミさんの里でキノコ(コウタケ)を採り、そのあしで山陰に行き車中泊をして明日まで落ちギス釣り(萩~浜田間)の予定だったが、雨の予報に山行きもなかろう・・・と諦めた。
(結局、お湿り程度も降らなかった・・・・。なんなんだ!!天気予報は!)

 そこで、愛犬ぷりんのお守りをしながら、久しぶりに鴨谷師宅に・・。
 ご遺影を見るにつけ、もっとご相談にのっていただきたかった・・と残念でならない。
 


【今日のぷりん】


(私の両膝の上に乗せると、すぐに眠ってしまいイビキをかき始めます)
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2008/09/29 19:43 | ぷりん登場

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