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全日本キス釣り選手権大会 田万川会場に参加して。
愛知県から参加するクラブ員が2人いたので、いつのころからか山口県の【田万川会場】に参加するようになっていた。

 昨年から、愛知県のメンバーはこちらには来なくなったが、出雲おろちサーフの人たちや、山口西京サーフの方々と久しぶりに会えるので、今年も何人かのクラブ員と参加することに。

 受付会場の道の駅【ゆとりパークたまがわ】で、久しぶりに顔を合わせた西京サーフの人や出雲おろちサーフの人が、「雨の予報だから、小池さんは屋根付きのあの場所だろう」と口々に・・・・・・・。
 私の【雨きらい】は相当知られている様子・・・・・・。

 受付を済ませた参加者は、夜中1時に思い思いの釣り場へと車を走らせる。
幸い雨は上がっているので、屋根付きの【例の場所】は止めにして萩市の嫁泣き漁港へ・・・・・・。

   
 (鴨谷計幸師が編集・発行された、広島サーフ会報【楽釣】特別記念号、パーフェクトガイドの表紙)

 上の写真は、嫁泣き漁港の空撮写真です。
その大きさ規模では、鹿児島県上甑島の里にはるかに及ばないものの、同じ【トンボロ(陸繋砂洲)地形】です。

 もともと海を隔ていた島が、沿岸流でできた砂洲で繋がった地形のことで、砂や砂利、石ころが溜まって砂洲になったのですから、良質な井戸水は期待するべくもありません。
 そこでこの漁港の嫁は、本土側まで何度も何度も過酷な水汲みをしなくてはならなかった・・・・・、そこから「嫁泣き」と言われているとの話を聞いたことがあります。

 現代ならば、仕事から帰ってヘトヘトになった旦那さんが、「あんたぁ、水汲んできんさいや!!」の一言でこき使われ、嫁泣きならぬ【婿泣き漁港】と名づけられていることでしょう・・・・・・・・・・、ねぇご同輩。

 さて、話が横道にそれましたが、まず最初に竿を出したのが、その【嫁泣き漁港】の岸壁。
ここは明るいオレンジ色の外灯が明々と灯り、照明器具は不要という、横着モノの私にとっては最高の釣り場。

 だがしかし・・・・・・・・・・・。
90分がんばって、釣れたのは20㌢のキスがたった1匹と、写真のようなウミヘビだけ・・・・・・・。



 この辺りのウミヘビと言えば、ホタテウミヘビとタイナンウミヘビしか見たことはなかったが、初めてみるシマシマのウミヘビだった。

 ガマンもこれまで!!と、場所代わりを決め、2ヶ所目のMで竿を出す。

 最初の一時間はエサ取りすらいないような感じ。

 5時30分を過ぎたころからアタリが出始め、6時30分にひときわ大きなアタリで26・6㌢のシロギスが・・・・。
なんとか審査に出せるキスが釣れたので一安心。



 その後、25・5㌢も追加したが、それ以上のサイズは姿を見せることはなく、9時30分ころに一旦竿を納め、あちこち釣り場見物。

 審査時間まではと、須佐湾の最奥部に行ったが、そこでも20~22㌢が5匹釣れただけで審査会場に。

 田万川会場では、私と同寸くらいのキスが出されたくらいで、他魚ではえのみやサーフの【やす】さんがマダイの48㌢を釣っていました。

 私の、この田万川会場での楽しみは、道の駅の売店で【イリコ】を大量に買い込むことです。
去年それを見ていた、出雲おろちサーフの【トシ坊】と【Dさん】が「小池さんが田万川道の駅のイリコを大量に買い込むから、この付近のイリコが【絶滅危惧種】になる」と笑わせます。
 今回は大き目のイリコ、ちいさなちりめんイリコを各5袋ずつしか買っていません・・・・・。

 審査の後は、去年もやった【二次会】
えのみやサーフN村さんとやすさん、出雲おろちサーフの会長さんとトシ坊と5人、土田北浜で開催しました。
 今日は、やや型が小さかったようでした。


 帰りがけ、友人の【つりきち三平】さんから電話があり、対馬会場に参加しているが、30㌢を始め29㌢などランクモノを5匹くらい釣ったそうです。
 一時は鳴りをひそめた感のあった対馬、やはり健在だったようですね。


 余談ですが、活きのよいチロリなら、このようにタッパーにバーミュキュライトを海水に浸して入れておけば、酸素の心配もなしに元気で持ち運べます。



 あまり冷やしすぎない事も肝要です。






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2012/06/17 20:36 | 未選択

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