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海洋プラスチックごみ。
最近話題になっている《海洋プラスチィックゴミ》問題、海に親しんでいる私たちでさえ、「あぁまたペットボトルやビニール袋が浮かんでいる」くらいにしか思わないのでは・・・・。

 実は海だけではなく、微細なプラスチックゴミが大気中に浮遊していて、自分たちが毎日飲んでいる水道水の中にも含まれているのを、みなさんはご存知だろうか。
(わが家は、愛犬ぷりんのためにずい分前から三ヶ月で交換、一回2000円以上の浄水器を使用している)

 悲しいことに、この海洋プラスチックゴミの大半は,、アジア諸国由来が多いのもご存知だろうか?
西欧諸国に比べ、ゴミ問題に関する《マナー》の低さがその最大の原因だと思います。

 多くの日本人は、このお話は自分たちの話ではなく、日本以外のアジア諸国だと思ってはいませんか?
 そう思う人は、自分の周りを見回してください、コンビニ周りやあちこちにプラスチックごみが散乱している日本の現状を。

 また、心無い人たちが捨てたゴミだけではなく、多く普及している人工芝などの劣化によるものなど、日ごろ何気なく目にしているプラスチックが、微細なホコリとなって、水道水や空気中に飛散しているのです。

 思えば文字の誕生で、人類の記録がなされて以来千数百年・・・・・・・・、そのたった60~70年で石油由来のプラスチックゴミが、人類を危険に晒すほど蔓延するとは・・・・・。

 私の幼い頃、ビニール・プラスチックなどは皆無で、肉屋さんに行くと竹の皮を広げ、端っこを「ビリッ!」とちぎり、竹の皮に肉を包み、ちぎった端っこでぐるりと巻いて結んで持ち帰りだった。

 食料品店でコロッケなどを買うと、すべすべした紙でくるんで、最後は新聞紙で包んで持ち帰り。

 知り合いのおじさんの工場に遊びに行くと、カキ筏に吊るすホタテの貝殻の間に通す筒、女竹という竹(笹)を切り、それをたくさん馬車に積んで海まで運んでいた。
 その馬車の荷台に揺られながらの道すがらがとても楽しい時間であったのも懐かしい。



 今では簡便なプラスチックの筒となり、周防大島の三蒲や椋野などの北岸に、おびただしい数のプラスチックゴミとして漂着している。

 これらのプラゴミが生態系に大きな影を落としはじめてているが、人間にも遅かれ早かれ影響が出てくるのは間違いないだろう・・・・・。

 プラゴミ廃止キャンペーンとして、プラスチックのストローを廃止し、紙やとうもろこし由来のストローに替え、なおかつ常備するのではなく、希望者にだけ配布する方法を採っている企業もあると聞く。

 プラゴミの総量から考え、ストローの占める割合は微々たるものだが、「小さな事から始めよう!」という取り組みは評価されるべきだろう。

 このブログを見てくださっているみなさまは、絶対にゴミを捨てない方々と信じています。
ぜひご自身の周りの方々と一緒に、ゴミを一切捨てない!という仲間を増やしていってください。

       















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2018/12/15 19:41 | 未選択

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