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フェミニストに目覚めた時?
夏になると、水難事故のニュースが多く流れる。

 私が中学生のころ、夏になると
① 自転車で10分くらいの川
② 歩いて10分くらいのところにあるため池
③ 自転車で一時間くらいのところにある太田川

に泳ぎに行っていた。
①は、岸辺に牡蠣殻が着生していて、手足を切ってしまうし干潮時はまったく水が干上がって泳げない。
②は、5つの池が並んでいたが、一番下は老婆が、二番目は自分達より5~6才上の人が溺死していたので、その二つの池は避けていた。
 四つ目の池が広くていいのだが、水草などを頭に載せてかくれんぼしていたらヘビが水面を泳いでくるのがちょっといやだった。
   
 そこで③の太田川まで、自転車で二つの峠を越えて行っていたが、行き帰りに時間が掛かるのが難点で、少しの時間しか泳げなかった・・・・・・。



 上の写真は③の場所、当時はつり橋に板を渡しただけの橋で、現在ゴルフ場になっている河川敷は鬱蒼とした竹藪となっていた。

 いつもどおりに泳いでいたある日のこと、つり橋の上から一目で《不良(ボンクラ)》と分かる二十歳前のお兄ちゃんが、自分たちの傍で泳いでいた高校高学年とおぼしき女性に大きな声で叫んでいる。
 やがてその不良は橋を渡って、竹藪を抜けてその女子高生の元に来るつもりで右岸の方に自転車をこいで行った。

 突然彼女が「向こう岸(左岸)に泳いで逃げたいのだが、脱いだ服を持っての片手泳ぎはできないので、申し訳ないのだがお願いできないか?」と。
 私はそこまで泳ぎは達者ではなかったのだが、《義を見てせざるは勇無きなり》と、彼女の服を片手に太田川の急流に飛び込んだ!

 ・・・・・・・・・・・・、普段でも対岸に渡るにはずいぶんと流されて下流に到達する場所、片手泳ぎではなおさらのこと・・・・・。
とは言え、一応は男子!!!!!!無事彼女の服を片手泳ぎで運んだ。
彼女は無事不良から逃れて、水着のまま家の方に駆けって逃げて行った・・・・・。

 思えば、ガキながらその時に初めてフェミニストの何たるやに目覚めたのかもしれない・・・・・・emoji

 下の写真は、本文とは関係ありませんが、私のフェミニストぶりを太田川のカワウが並んで称賛してくれているようなemoji


(これほどのカワウだと、鮎の被害は相当なものでしょう)



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2022/08/20 10:14 | 未選択

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