(菊ヶ浜から眺める、萩城跡のある指月山)
萩漁港で、きれいな夕日を眺めながらの夜釣り。
ここで気が付いた・・・・『しまったしまった島倉千代子』、あまり夜釣りをしない私はギョギョライトを買い忘れている。
仕方なく、外灯のすぐ真下に竿を低く出して竿先を見つめる。
小型のキスやシマイサキ、チャリコなどに遊んでもらったが、たった一度だけ大型の何か?が。
かなりのところまで巻き寄せたが、しょせん私が使用しているのはキス仕掛け・・・・・、フッっと軽くなり無情にも針先ののびたキスバリが・・。
でも、私はキスにこだわってここまで来たのだから、まったく後悔はしていない・・。
ゴンズイは釣れないものの、アナゴが立て続けに3匹、いつもはリリースするのだが、アナゴの天ぷらが食べたくなって持ち帰ることに・・。
がしかし、私はアナゴを釣りに来たわけではないので、19時30分ころに早々と納竿とする。
まさか、この時期に蚊はいないだろう・・・、これは考えが甘かった。
寝ようとしたころに「プーン♪」と蚊の羽音・・・・『困った困ったこまどり姉妹』(どうやら、最近の私は吉本興業の島木譲二さんのギャグにはまってしまったようだ)。
ここで、毛布から顔だけを出して、羽音を聞き分けて退治する作戦に・・・。
見事成功!!一発で蚊が退治できた・・・・・が、鼻を強く叩き過ぎたきらいはあるが・・・。
翌朝は対岸から投げるが、3回投げて素バリなしでキスが釣れるが、ここもサイズは15~17㌢。おまけには「今日はここで、萩さかなまつりがあるから、おこられるでぇ」と散歩のおじさんからのアドバイス。
しからば、昨晩やった場所へ・・・・・・と。
ここでなんとぉ!!その場所には投げ人が・・・・。よくみると、大阪の貝塚サーフの野村会長が!!
8月には浜田市の吉浦でばったり!よくよく、この人とはご縁があるらしい・・・。
大阪から500km弱走って来たと言う、野村氏としばらく一緒に釣るが、今朝はあまりさかなの気配が感じられない・・・・。
おまけには、ずいぶん明るくなった7時過ぎに、ゴンズイの赤ちゃんが釣れ、それをシオに移動を決める・・・。
一番いい時間に移動とは・・・・と思いながら、通い慣れた奈古に到着。
しばらく釣っていると、後ろから「小池さんですか?いつもブログを拝見しています。月刊釣り情報時代も・・・・」と、ずいぶん前の須佐でのカレイ狙いの取材のお話や、ダイワ精工(現グローブライド(株))のザ・フィッシングのアオギスの番組も観ていただいているようす・・。
「よくこちらに来られるとのお話や、広島ナンバーであのステッカーはもしや?と思って来ました」とご丁寧なご挨拶をしていただいた。
あまりの腰の低さに、とある雑誌の取材記者(現地記者)かと思ったくらい・・・。(実はこのあと、くだんの雑誌の現地記者が来られたが、棒立ちのまま「釣れましたか?魚を見せて下さい」あまりにも唐突なその態度に、反射的に「イヤです」と答えていた私です)
(雑誌の現地記者と話し込むYMさん)
そのYMさんのお話では、現在萩にお住まいとのことで、奥様のご実家が山口県の瀬戸内側の柳井市とのこと、まったくえのみやサーフの活動範囲と重なっているのにびっくり!!
非常に好青年の彼、えのみやサーフの萩支部でも立ち上げていただきたいと、ついつい思ってしまった。
当然のこととして、奈古や萩近辺のつり場・釣り況に詳しく、なにか情報がありましたらよろしく・・・とお願いしておいた。
大田会長が萩の出身、和尚の奥さんが田万川の出身、えのみやサーフの掲示板に時々書き込んでくださるT&Kさんのご親戚が江崎と、なかなかご縁のある土地のようです。
奈古でも思ったような釣りが出来ない・・・・・。
魚種だけは多彩で、ヨスジフエダイ、ヨコスジフエダイ、ヒメジ、ホンベラ、ホシササノハベラ、カサゴ、カワハギ、ヨソギ、チャリコ、クサフグ、キス、イイダコと、軽く十目釣りを達成した。
審査会場の田万川では、山口協会の西京サーフの方々や、出雲おろちサーフのお二人とお会いでき、ここまでやって来てよかった・・・と思った。
広島から萩まで、あちこち立ち寄って往復で450km以上走ったが、北長門海岸の美しさや、いい人との出会いがあり、心地よい疲れで眠ることができた。
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