カレイ釣りの邪魔者、ランク付けをすると・・・
海ケムシ・ヒトデ・ホシササノハベラ・ヒガンフグ・クサフグ・トラギスなどがいて、中でも一番困るのが海ケムシ・・・。
昨日、釣っていてふと考えた・・・・・。海ケムシにも喰う時と喰わない時、つまり時合いがあるのではないか・・・・・と。
満潮の7時30分ころから釣り始めるが、まったく生体反応無し・・・。
仕方なく、トーナメントサーフⅡ30ー405を3本を置き竿にして、キャスティズムを持ってキスの引き釣りを始めた。
一週間違いでキスのアタリは非常に渋く、5投に一回くらいのアタリでそれもハリ掛かりしないこともしばしば・・・。
時々、置き竿を上げてはエサの点検をするが、青ゴカイは多少つつかれることはあるもののホンムシはそのまま上がって来る。
先週は、海ケムシが食っていたのにどうして?と逆に心配になってくる。
11時15分ころから時合い到来か、まずかなりの手応えで巻き始めたが、根に潜られた。ここで、固定天秤なのでゆっくり竿を置いて待てばよかったのだが、本日初の獲物ということもあり、強気に竿をあおると『プツン!!』・・・・・・。
巻き上げてみると、力糸のところから切れている・・・・・。『あとの後悔先に立たず』とはこのこと、その落胆振りは自分でもおかしいくらい。
でもめげていてはいけない!と続けると、一番左の竿がお辞儀する。しっかり合わせ巻き上げると33~34㌢の良型。
すぐに真ん中の竿に小さなアタリで28㌢、まだまだ続くか!と張り切るがそれでおしまい・・・・・。

いくら竿先を見つめようが、エサを付け替えて投げようが反応無し・・。
しばらくすると、今度は海ケムシの出番、ダブルで釣れたりなんやらでどの竿にも釣れて来る。

(さっきまでは全然釣れなかったのに、急に釣れ始めた海ケムシ)
ずっと置き竿にしていたのに、一匹も釣れなかったのに、急に釣れ始めた海ケムシ、こいつらにも時合いがあるのだろうか・・・・?
寒くなったので納竿し、大島味噌という麦味噌を買って帰途に着く。
来る時は玖珂インターまで来たが、帰りはいつも岩国インターから乗ることにしている。
まず最初の楽しみは、由宇の民族資料館を過ぎたところにある、小さな小さな無人市。ここで、ゴボウの小さいのとネギの束を購入。
次に、由宇駅近くの果子乃季というお菓子屋さんで、冬季限定発売の『バター入りどら焼き』と『胡桃パイ』『小豆坊』を購入。
通津の町では名水の『桜井戸』で水を汲んで帰る。余談だが、この水は初代岩国藩主吉川広家公が「京都御所の柳の水にも劣らない」と、愛されたとの謂われがある名水。

(岩国市通津にある桜井戸の名水)
ついでに、私が以前釣具店をやっていた近くのガソリンスタンドでガソリンを注ぐ予定だったが、いつもは広島より安い岩国で当日は105円。広島では、私のウチの近くでは今日は100円、注がないでそのまま帰った。
昼から、急に寒くなったせいかノドが痛くて鼻水が出始め、寝にくいことこの上ない・・・。
いままでは少々風邪気味でも海風に当たれば治っていたのだが・・・・。
海ケムシ・ヒトデ・ホシササノハベラ・ヒガンフグ・クサフグ・トラギスなどがいて、中でも一番困るのが海ケムシ・・・。
昨日、釣っていてふと考えた・・・・・。海ケムシにも喰う時と喰わない時、つまり時合いがあるのではないか・・・・・と。
満潮の7時30分ころから釣り始めるが、まったく生体反応無し・・・。
仕方なく、トーナメントサーフⅡ30ー405を3本を置き竿にして、キャスティズムを持ってキスの引き釣りを始めた。
一週間違いでキスのアタリは非常に渋く、5投に一回くらいのアタリでそれもハリ掛かりしないこともしばしば・・・。
時々、置き竿を上げてはエサの点検をするが、青ゴカイは多少つつかれることはあるもののホンムシはそのまま上がって来る。
先週は、海ケムシが食っていたのにどうして?と逆に心配になってくる。
11時15分ころから時合い到来か、まずかなりの手応えで巻き始めたが、根に潜られた。ここで、固定天秤なのでゆっくり竿を置いて待てばよかったのだが、本日初の獲物ということもあり、強気に竿をあおると『プツン!!』・・・・・・。
巻き上げてみると、力糸のところから切れている・・・・・。『あとの後悔先に立たず』とはこのこと、その落胆振りは自分でもおかしいくらい。
でもめげていてはいけない!と続けると、一番左の竿がお辞儀する。しっかり合わせ巻き上げると33~34㌢の良型。
すぐに真ん中の竿に小さなアタリで28㌢、まだまだ続くか!と張り切るがそれでおしまい・・・・・。
いくら竿先を見つめようが、エサを付け替えて投げようが反応無し・・。
しばらくすると、今度は海ケムシの出番、ダブルで釣れたりなんやらでどの竿にも釣れて来る。
(さっきまでは全然釣れなかったのに、急に釣れ始めた海ケムシ)
ずっと置き竿にしていたのに、一匹も釣れなかったのに、急に釣れ始めた海ケムシ、こいつらにも時合いがあるのだろうか・・・・?
寒くなったので納竿し、大島味噌という麦味噌を買って帰途に着く。
来る時は玖珂インターまで来たが、帰りはいつも岩国インターから乗ることにしている。
まず最初の楽しみは、由宇の民族資料館を過ぎたところにある、小さな小さな無人市。ここで、ゴボウの小さいのとネギの束を購入。
次に、由宇駅近くの果子乃季というお菓子屋さんで、冬季限定発売の『バター入りどら焼き』と『胡桃パイ』『小豆坊』を購入。
通津の町では名水の『桜井戸』で水を汲んで帰る。余談だが、この水は初代岩国藩主吉川広家公が「京都御所の柳の水にも劣らない」と、愛されたとの謂われがある名水。
(岩国市通津にある桜井戸の名水)
ついでに、私が以前釣具店をやっていた近くのガソリンスタンドでガソリンを注ぐ予定だったが、いつもは広島より安い岩国で当日は105円。広島では、私のウチの近くでは今日は100円、注がないでそのまま帰った。
昼から、急に寒くなったせいかノドが痛くて鼻水が出始め、寝にくいことこの上ない・・・。
いままでは少々風邪気味でも海風に当たれば治っていたのだが・・・・。
瀬戸内海の海水温上昇については、この欄やえのみやサーフの掲示板で時折に触れ書いてきました。
当然、豊後水道や関門海峡を越えて、暖海性のおさかなさんたちが瀬戸内海に入って来たとの推測は当たっていると思います。
当初は、1991年9月27日広島上陸の台風19号により、外洋から瀬戸内海に流れ着いた海藻に着いていた稚魚や卵からふ化した、外洋性のおさかなたちが活動を始めたと言われ、一過性のものと楽観視する意見もあった。
しかし、自然というもの・・・そして生物の順応性の高さまでは察せられなかった・・・。
いまや、瀬戸内海は特別な海ではなくなってしまったようだ。
ホシササノハベラ、ヒガンフグ、ゴンズイなど投げ釣りのハリに掛かるおさかなだけではなく、いろんな見慣れないおさかなが釣れている。
今年のカレイが西の海で遅れているとの便り、少し心配です。なぜならば、今までの暖海性のおさかなは瀬戸内海の西から入って来ている。西の海が東に比べ微妙に海水温が上がって、カレイの釣れ具合が遅れているとしたら・・・・。
この心配が杞憂であることを祈るばかりです。
ところで、昨日ブログの先輩から(すみません、どうもハンドルネームとやらになじみがなくて・・・・)、「先日、釣り場でゴンズイをタオルにのせて持って来たご婦人が、これ食べられる魚ですか?と聞いてきました。いろんなところで、刺毒魚などの周知を図っては?」というおはなしだったので、ここ数年のうちに広島湾でもおなじみ?になったゴンズイの写真を提供していただき、載せてみました。
背びれに1本と左右の胸びれに硬くて鋭い、かなり長いトゲがあります。これに刺されると、個人差はありますが大変な痛みとなり、最悪の場合病院に駆け込んだというお話もあります。
20数年前、高知県の奈半利川河口で夜釣りをしていましたが、このゴンズイがイヤというほど釣れ、同行者が足で踏んづけたところ、スニーカーの靴底にぐさり!!
たまたま、足の親指と人差し指の間に刺さったので事なきを得たのだが・・・・。
見慣れない魚が釣れた場合、触らない食べないでいきましょう・・・。
当然、豊後水道や関門海峡を越えて、暖海性のおさかなさんたちが瀬戸内海に入って来たとの推測は当たっていると思います。
当初は、1991年9月27日広島上陸の台風19号により、外洋から瀬戸内海に流れ着いた海藻に着いていた稚魚や卵からふ化した、外洋性のおさかなたちが活動を始めたと言われ、一過性のものと楽観視する意見もあった。
しかし、自然というもの・・・そして生物の順応性の高さまでは察せられなかった・・・。
いまや、瀬戸内海は特別な海ではなくなってしまったようだ。
ホシササノハベラ、ヒガンフグ、ゴンズイなど投げ釣りのハリに掛かるおさかなだけではなく、いろんな見慣れないおさかなが釣れている。
今年のカレイが西の海で遅れているとの便り、少し心配です。なぜならば、今までの暖海性のおさかなは瀬戸内海の西から入って来ている。西の海が東に比べ微妙に海水温が上がって、カレイの釣れ具合が遅れているとしたら・・・・。
この心配が杞憂であることを祈るばかりです。
ところで、昨日ブログの先輩から(すみません、どうもハンドルネームとやらになじみがなくて・・・・)、「先日、釣り場でゴンズイをタオルにのせて持って来たご婦人が、これ食べられる魚ですか?と聞いてきました。いろんなところで、刺毒魚などの周知を図っては?」というおはなしだったので、ここ数年のうちに広島湾でもおなじみ?になったゴンズイの写真を提供していただき、載せてみました。
背びれに1本と左右の胸びれに硬くて鋭い、かなり長いトゲがあります。これに刺されると、個人差はありますが大変な痛みとなり、最悪の場合病院に駆け込んだというお話もあります。
20数年前、高知県の奈半利川河口で夜釣りをしていましたが、このゴンズイがイヤというほど釣れ、同行者が足で踏んづけたところ、スニーカーの靴底にぐさり!!
たまたま、足の親指と人差し指の間に刺さったので事なきを得たのだが・・・・。
見慣れない魚が釣れた場合、触らない食べないでいきましょう・・・。
先日海ケムシのお話を書きました。(10月18日と24日)
この毛はやっかいで、刺さった場合に抜こうとしてもポキポキ折れてしまう。おまけには毒があるので、ハリから外す時には気を付けたい。
ゴンズイも、ここ数年で広島湾のかなり奥部まで釣れ始めた。この魚の胸びれと背びれに硬い毒棘がある。
今までは広島湾奥部で気を付けるおさかなと言えば、小さくて真っ赤っかのハオコゼくらいだったが、海水温上昇でいろんな毒魚や生物が登場してきた。
先日の中国新聞には、アイゴが繁殖し海藻を食べるので磯焼け状態になっているとの記事が掲載されていた。
これとて驚くにはあたらないのかも知れない。なぜならば、グレが釣れ始めた時点で同じ海域に生息するアイゴが増えてもおかしくないから・・。
このアイゴ、写真に写っている背びれの他に、頭部に口先に向かう方向への毒棘を一本隠しているから要注意。背びれを全部ハサミで切ったから安全!と触ってしまうと大変!!

(このチビアイゴが釣れた時、思わずヒイラギかと思って手で握るところだった)
フグもそうだ。
先日のかめや釣具安芸府中店のカレイ大会で、38・8㌢と30㌢オーバーのカレイ、そしてマダイの40㌢オーバーを釣って来た『天才進之介さん』(スタッフということで、かわいそうだが参考記録になってしまった・・・涙)が、変わったフグを2匹袋に入れていた。
そのフグ、いままで広島湾にいたクサフグや、10数年前から釣れ始めたヒガンフグとは違うフグだった。
そのフグは山陰の萩市沖ではよく見かけるフグだが、私は瀬戸内海で見るのは初めてだった。
無毒だろうか?と言うことだったが、シロサバフグなら無毒とのことだが、よく似たクロサバフグやカナフグ、そしてセンニンフグなら毒があるので、やはり素人判断で食べるのは控えたい。


グレが釣れたり、カワハギが釣れたりと釣り人にとって良いことばかりではない、くれぐれも見慣れないおさかなや生物には気をつけましょう。
この毛はやっかいで、刺さった場合に抜こうとしてもポキポキ折れてしまう。おまけには毒があるので、ハリから外す時には気を付けたい。
ゴンズイも、ここ数年で広島湾のかなり奥部まで釣れ始めた。この魚の胸びれと背びれに硬い毒棘がある。
今までは広島湾奥部で気を付けるおさかなと言えば、小さくて真っ赤っかのハオコゼくらいだったが、海水温上昇でいろんな毒魚や生物が登場してきた。
先日の中国新聞には、アイゴが繁殖し海藻を食べるので磯焼け状態になっているとの記事が掲載されていた。
これとて驚くにはあたらないのかも知れない。なぜならば、グレが釣れ始めた時点で同じ海域に生息するアイゴが増えてもおかしくないから・・。
このアイゴ、写真に写っている背びれの他に、頭部に口先に向かう方向への毒棘を一本隠しているから要注意。背びれを全部ハサミで切ったから安全!と触ってしまうと大変!!
(このチビアイゴが釣れた時、思わずヒイラギかと思って手で握るところだった)
フグもそうだ。
先日のかめや釣具安芸府中店のカレイ大会で、38・8㌢と30㌢オーバーのカレイ、そしてマダイの40㌢オーバーを釣って来た『天才進之介さん』(スタッフということで、かわいそうだが参考記録になってしまった・・・涙)が、変わったフグを2匹袋に入れていた。
そのフグ、いままで広島湾にいたクサフグや、10数年前から釣れ始めたヒガンフグとは違うフグだった。
そのフグは山陰の萩市沖ではよく見かけるフグだが、私は瀬戸内海で見るのは初めてだった。
無毒だろうか?と言うことだったが、シロサバフグなら無毒とのことだが、よく似たクロサバフグやカナフグ、そしてセンニンフグなら毒があるので、やはり素人判断で食べるのは控えたい。
グレが釣れたり、カワハギが釣れたりと釣り人にとって良いことばかりではない、くれぐれも見慣れないおさかなや生物には気をつけましょう。
広島湾で釣りをしているぶんには、めったにお目にかかることのなかった海ケムシ、とうとう身近な島、江田島で釣れ盛りました。
山口県や、蒲刈など比較的外洋性のあるところでは、かなり昔から釣れていたのだが・・・。
先日も、能美での釣りで釣れました。
釣り上げてびっくり、波打ち際まで巻き上げて外そうとしていると、ハマトビムシが数匹群がって、海ケムシの腹に食いついている。
やはり硬いおなかの方は苦戦しているものの、ちゃんと傷付けている。
ハリを外すと、その口のあたりの柔らかいところに群がる。
さすが浜の掃除やと感心した。

(海ケムシにハマトビムシが群がっている)
海ケムシが釣れたら、毛に当たらないように気を付けて外しましょう。
明日の早朝から、10数年ぶりにあるところに釣りに行ってきます。遠征と言ってもいいでしょう。
結果はまたご報告します。
山口県や、蒲刈など比較的外洋性のあるところでは、かなり昔から釣れていたのだが・・・。
先日も、能美での釣りで釣れました。
釣り上げてびっくり、波打ち際まで巻き上げて外そうとしていると、ハマトビムシが数匹群がって、海ケムシの腹に食いついている。
やはり硬いおなかの方は苦戦しているものの、ちゃんと傷付けている。
ハリを外すと、その口のあたりの柔らかいところに群がる。
さすが浜の掃除やと感心した。
(海ケムシにハマトビムシが群がっている)
海ケムシが釣れたら、毛に当たらないように気を付けて外しましょう。
明日の早朝から、10数年ぶりにあるところに釣りに行ってきます。遠征と言ってもいいでしょう。
結果はまたご報告します。
先日、10月始めのこのコーナーで「広島湾でも海ケムシの・・・・」というお話を書きましたが、おとといのカレイ狙いの釣り場でとうとう釣ってしまいました。
もちろん、もっと前から広島湾で海ケムシに出会っている方も多いとは思いますが、私は今回が初めてです・・・。
1968年、広島サーフの会報『楽釣(らくちょう)』の【№5】、新年特別号の72ページ、室津半島(山口県)の池ノ浦のポイント説明に「沖を走る潮スジがはっきりわかるような時が時合いだ。例の海毛虫もイヤというほど釣る覚悟をしておくこと」とある。
当時から、彼の地では海ケムシに悩まされていたことがうかがい知れる。
私が海ケムシと初めて出会ったのは、1971年11月のこと、場所は上関の長島(蒲井)。せっかく何かに追われて岩場に上がって来たイワシを拾おうとしたのに、その前に釣り上げて捨てていた海ケムシの毛が刺さってどうしょうもなかった思い出がある。
その後、長崎県の五島列島での夜釣りのおり、灯火で明るい波止周りを数匹の海ケムシが、水面を泳いでいたのが印象的。

(海ケムシの説明がある図鑑)
ゴカイの仲間のページに記載されているのに、なぜにキミはホンムシを食べるのだ!!と言いたい気持ち。
もちろん、もっと前から広島湾で海ケムシに出会っている方も多いとは思いますが、私は今回が初めてです・・・。
1968年、広島サーフの会報『楽釣(らくちょう)』の【№5】、新年特別号の72ページ、室津半島(山口県)の池ノ浦のポイント説明に「沖を走る潮スジがはっきりわかるような時が時合いだ。例の海毛虫もイヤというほど釣る覚悟をしておくこと」とある。
当時から、彼の地では海ケムシに悩まされていたことがうかがい知れる。
私が海ケムシと初めて出会ったのは、1971年11月のこと、場所は上関の長島(蒲井)。せっかく何かに追われて岩場に上がって来たイワシを拾おうとしたのに、その前に釣り上げて捨てていた海ケムシの毛が刺さってどうしょうもなかった思い出がある。
その後、長崎県の五島列島での夜釣りのおり、灯火で明るい波止周りを数匹の海ケムシが、水面を泳いでいたのが印象的。
(海ケムシの説明がある図鑑)
ゴカイの仲間のページに記載されているのに、なぜにキミはホンムシを食べるのだ!!と言いたい気持ち。