明日はどこかに行ってみようか・・・・・?
26日に良型が当たって来た島根県益田市の持ち石海岸か?はたまた先日翻弄されながらもガツン!と良型が釣れた大田市の琴ヶ浜か?
と、一応は悩んだ素振りをしているものの、私をよく知る人は、上記の2ヶ所のどちらに行きたがっているかはお見通しだと思う・・・・・・。
そう・・・・・、生来の負けず嫌い(へそ曲がり)の私は、良い目をした持ち石ではなく、いいように翻弄された琴ヶ浜を狙っている・・・・・・・・。
どう確かめたって判るはずもないキス(お魚)の生態、0・数%でも判りたい・・・・・というのが私の性格なんです・・・・。(カレイよりかなり判ったつもりでも、まだまだ判らないことが多いのです)
我が家から大田市の琴ヶ浜へは、広島インターから瑞穂インター→矢上を抜けて国道261号線を川本町へ。
川本町で大邑農道を走り世界遺産の大森銀山そばを抜けて仁摩町へ・・・・・・、約130km弱で到着できるのだが・・・・・・・・・、途中に適当な釣具店が無い。
片道170kmくらある持ち石海岸だと、浜田インターまで走ってかめや釣具浜田店があるのだが・・・・・。
以前は、益田市に行くときは広島インターから戸河内インターへ、そこからは191号線を匹見町→美都町と走って益田市に出ていたが、峠を三つも越えるのは車とは言えいささかしんどい気分がする・・・・・。
と言うことで、エサの購入を考えるとやっぱり土曜日に釣行しようかな・・・・・・?と少々矛先が鈍ってしまう・・・。
先日、琴ヶ浜に集まった人たち・・・。
島根県美郷町から参加のTさんの奥様にシャッターを押していただきました。
先日ブログに書いた琴ヶ浜で集めたゴミです。
(ガレージの前に広げて選り分けていると、側を通る車が不思議そうに見ていました)
発泡スチロールやペットボトルはもとより、花火のカスや空き瓶に薬品の数々、使い捨てラーターも多数入っていたが、珍しいところでは歯ブラシが5本もあった・・・・・。
怖いのは注射器や訳のわからない液体入りのもの。
搾り出していると、割れて手に液体が付いたので大慌てで洗い流したが、なんとも無かったのが幸いだった。
昭和57年、週刊釣りサンデーから発行された、別冊魚シリーズ3『キスのすべて』の中で、26ページから30ページにわたって、彼らを知るための生態ノートと題して、A・B・C・D・E・F・G・Hの項目に分けて生態が説明されている。
そのGの項目「産卵と成長」というところで、『瀬戸内海のシロギスの成長は1年で体長(吻から尾びれのつけ根まで)8㌢、2年で12・5㌢、3年で14・5㌢、4年で16㌢、5年で17・5㌢と意外に遅い。水温が高い西日本太平洋側のシロギスの成長は瀬戸内海のそれよりずっと速いようである』と書いてある。
それほど、キスの成長には水温が強く影響していると言える。
この『キスのすべて』が発行されたころだったか、それより少し前だったか定かではないが、山口県防府市沖にある野島で28㌢オーバーのキスが釣れたと聞いて、目を白黒させたものである。それほど、その当時にそのサイズのキスは珍しかったものです。
しかし、瀬戸内海もその当時に比べると水温が上がり、キスの成長も速くなっていると考えられる。
江田島北岸でも26~27㌢は釣れているし、倉橋島の南岸や蒲刈島では30㌢オーバーも数匹上がっている。
愛媛県の中島や津和地島ではもう10年以上も前からかなりのサイズが釣れている。
今日は久々に晴れ間が見えたので、先日の全日本キス選手権大会以降洗っていなかったロッドとリールの水洗いをした。
(左からキャスティズムの振り出し3セット、マスタライズキス、キャスティズム23-385、25-385)
土曜日あたり、山陰の濁りがなければキス釣りに行ってみよう・・・・。
以前、このブログで私が釣った63・5㌢のハゼクチを持った写真を掲載しましたが・・・。
先日、私と同じえのみやサーフの人二人が、熊本県の緑川河口に釣りに行き、何匹かを釣りました。
そのなかの2~3匹を活かしたままかめや釣具安芸府中店に持ち込んでいます。
エサ器の中に入れているそうなので、まだハゼクチの実物を見たことのない人はぜひ、かめや釣具安芸府中店に見に来てください。
太田川にいるハゼはせいぜい20~23㌢で、大物がいると言われる安浦でも25㌢から28㌢くらのもの・・・・。
それがハゼクチだと30~40㌢は当たり前です。
続いて『噂の進之介』通信!!
かおちゃんからメールがありました。
「こんにちは、今日はN山さんと○○港に出かけました!朝の10時から16時までカレイと戦いました。釣果は二人で10枚、ひとり5枚づつ釣りました!以上しんのすけ通信でした」
と写メも送って来ました。
いよいよ花見ガレイ(戻りガレイ)も上向いて来たようですね・・・。
山陰の石見地方はどうでしょう・・・・?
私が所属するえのみやサーフの掲示板の書き込みで、2月の頭に卵パンパンの個体が釣れ、翌週はおなかぺっちゃりの個体のことが書き込まれています。
これらから判断すると、今年の山陰の産卵ピークは瀬戸内より約一ヶ月少々のズレがあるように思われた。
ただ、私が首をひねっているのには別の問題があります。
瀬戸内では、前出の蒲刈島の個体のように、産卵してすぐの個体は自分が産卵する前と同じように、直後も惰性でエサを摂っていておなかパンパンの個体と一緒に釣られてしまった・・・と考えられますが、これらのカレイも、産卵後しばらくすると食い気がなくなるのか?一旦深場に落ちるのか?1月も終わりになると、ほとんど良型のカレイは釣れなくなってしまいます。
その後、瀬戸内の早い場所では2月の10日ころからぺっちゃりながら、40㌢ちかい良型が釣れるようになると考えている。
山陰はどうでしょう?
先ほど書いたとおり、山陰の産卵のピークは2月上旬だと思われる(2009年の場合)。
しかし、山陰では産卵を済ませたばかりのぺっちゃり個体が、数こそ出ないものの間断なく釣れている。
瀬戸内のように、「産休?(お休み期間)」が無いのです・・・・。
先日も、私の友人のS田さんが43㌢のみごとなマコガレイを釣って来て見せてくれた。
(浜田の円通寺で釣った43㌢のマコガレイ)
山陰のカレイ、私にとってはミステリアスな状態です。これからも、みなさんの釣果などをお聞きしながら、いろいろと考察していきたいと思います。
※文中、瀬戸内とあるのは広島湾、山陰とあるのは石見地方をイメージして書いています。
【進之介通信】
江田島に移住し、スローライフを体感している進之介くんとかおちゃん。
「今日はまた豊島に行って来ました。コブダイハンターは、ふかせでチヌとコブダイを釣りました。チヌは40㌢オーバーとなかなかいいサイズでしょ!コブダイは60㌢を頭に10匹くらい釣ってました。海サイコー!!って、コブダイハンターは叫んでいました。ウチはコブダイにのされてしまいました。今度は進之介くんのコブダイ用の竿で対決しようとおもいます」とのメールが来ました。
(進之介くんが釣ったおさかなたち)
私は、口が悪いので「せっかく江田島に移住しても、豊島に行っててはダメじゃん!!」って返メールしました。ひがみが少し入っているかな・・?